肝臓から分泌される胆汁(消化液)の通り道(胆管と胆のう)に発生するがんを総称して胆道がんと呼びます。
がんの発生場所によって、胆管がん、胆嚢がん、十二指腸乳頭部がん等があります。
比較的に日本人に多いがんの一つで、がんの種類別では死亡者数が第6位になります。
国内の胆道がん患者数は増加傾向にあり、年間では約2万3000人が胆道がんと診断され、その内の約1万8000人の方が亡くなっています。
このように胆道がんは早期発見が難しく、死亡率も高いため難治性がんの一つとされています。
全国の胆道がん(胆管がん・胆のうがん)治療の名医・専門医を紹介します。
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北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
平野聡 | 北海道大学病院 【北海道札幌市】 |
消化器外科学分野の教授として幅広く活動。内視鏡手術による低侵襲根治手術の開発や外科教育にも力を入れている。 | |
新田浩幸 | 岩手医科大学附属病院 【岩手県紫波郡】 |
肝胆膵外科・内視鏡外科を専門とする。肝臓や膵臓に対する腹腔鏡下手術の経験が豊富な腹腔鏡下手術のスペシャリスト。 | |
海野倫明 | 東北大学病院 【宮城県仙台市】 |
肝胆膵外科の教授。特に肝臓・胆道・すい臓のがん治療を得意としている名医。さらなる治療成績の向上のため日夜努力している。 | |
天野穂高 | 会津中央病院 【福島県会津若松市】 |
専門分野は肝胆膵疾患。日本肝胆膵外科学会の評議員を務める。 |
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関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
山本順司 | 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター 【茨城県笠間市】 |
消化器外科部長を務める。消化器外科(肝胆膵)を専門とし、高度な医療を提供している。 | |
山本雅一 | 宇都宮記念病院 【栃木県宇都宮市】 |
胆道癌治療のスペシャリスト。難易度の高い肝臓、膵臓(すいぞう)の手術を専門にしており、世界トップレベルの診断・治療を提供。 | |
窪田敬一 | 獨協医科大学病院 【栃木県下都賀郡】 |
病院長を務める。消化器外科を中心とした診療にあたり、教授として医師の育成や研究にも力を入れている。 | |
木村理 | 東都春日部病院 【埼玉県春日部市】 |
長年に渡り、膵臓疾患の治療に注力してきた名医。高難度の手術である膵頭十二指腸切除術にも対応。 | |
力山敏樹 | 自治医科大学附属さいたま医療センター 【埼玉県さいたま市】 |
がん診療運営部長。肝胆膵外科・消化器外科全般が専門分野。多くの関連する専門書を出版。 | |
岸庸二 | 防衛医科大学校病院 【埼玉県所沢市】 |
肝がん、胆道がん、膵がんを中心とした診療を行う。負担の少ない腹腔鏡手術を考慮し治療にあたる。 | |
良沢昭銘 | 埼玉医科大学国際医療センター 【埼玉県日高市】 |
消化器内視鏡科診療部長・教授。診療だけではなく、セミナーを開催するなど講師としても活動。 | |
清水宏明 | 帝京大学ちば総合医療センター 【千葉県市原市】 |
消化器外科・肝胆膵外科・肝移植外科が専門。進行がんに対する拡大手術まで幅広く対応し、低侵襲な腹腔鏡手術も積極的に取り組む。 | |
露口利夫 | 千葉県立佐原病院 【千葉県香取市】 |
内視鏡のエキスパートとして内視鏡による診断・治療を行ってきた。ベストドクターに認定された医師。 | |
真口宏介 | 亀田総合病院 【千葉県鴨川市】 |
膵・胆道疾患の画像診断、内視鏡診断と治療が専門分野。多数の医師向け著書を持つ名医。 | |
大塚将之 | 千葉大学医学部附属病院 【千葉県千葉市】 |
専門は肝胆膵外科領域。数多くの手術経験を積みながら医師・教授として臨床や基礎研究にも力を入れている。 | |
本田五郎 | 新東京病院 【千葉県松戸市】 |
肝胆膵領域の腹腔鏡手術で知られる名医。これまで多くの手術実績を誇り、低侵襲手術を中心に行う。 | |
高山忠利 | 日本大学医学部附属板橋病院 【東京都板橋区】 |
肝移植に対応するスペシャリスト。丁寧な手術で難しい症例にも対応可能な名医。※要所属確認 | |
佐野圭二 | 帝京大学医学部附属病院 【東京都板橋区】 |
低侵襲で優しい治療を心掛けている。「公開セカンドオピニオン」に参加や「NHK健康チャンネル」にも出演。 | |
和田慶太 | 帝京大学医学部附属病院 【東京都板橋区】 |
肝胆膵外科が専門分野。ひとりひとりにベストな医療を提供することを心がけ、患者さんに寄り添う医師。 | |
幕内雅敏 | 江東病院 【東京都江東区】 |
成人生体肝移植に世界で初めて成功。さらに「系統的区域切除術」を開発。肝臓外科に超音波診断を導入したスペシャリスト。 | |
橋本拓哉 | 日本赤十字社医療センター 【東京都渋谷区】 |
肝胆膵・移植外科部長を務める。生体肝移植、肝切除、膵切除が専門分野。肝がん治療のエキスパート。 | |
國土典宏 | 国立国際医療研究センター病院 【東京都新宿区】 |
肝がん・胆道がん・膵がんの治療に長年携わる肝胆膵外科医。海外から手術の見学に訪れる外科医までいる名医。 | |
阿部雄太 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
腹腔鏡下肝切除に最新の手術ナビゲーションを応用。諦めない治療に積極的に取り組んでいる。 | |
永川裕一 | 東京医科大学病院 【東京都新宿区】 |
膵がん・胆道がん治療に積極的に取り組み、多くの高難度手術実績を誇る。身体に負担の少ない内視鏡外科手術も行っている。 | |
糸井隆夫 | 東京医科大学病院 【東京都新宿区】 |
胆膵疾患を専門とする医師。胆膵疾患の低浸襲治療を目指し、患者さんにより良い医療を提供。 | |
島田和明 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
高難度肝胆膵外科手術を1000例以上経験してきたエキスパート。放射線診断科・肝胆膵腫瘍内科と連携しながら高度な医療を提供。 | |
江﨑稔 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
肝胆膵領域の治療を専門とし、高難度手術から機能温存手術まで幅広く対応。外科医の育成にも取り組んでいる。 | |
奥坂拓志 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
肝胆膵の悪性腫瘍の内科的治療を専門とするエキスパート。海外の研究者とともに臨床試験や治験に取り組み、多くの治療開発に携わる。 | |
川崎誠治 | 三井記念病院 【東京都千代田区】 |
院長を務める。肝胆膵領域の高難易度な手術を行うパイオニア。「消化器のひろば」で対談記事が掲載された。 | |
齋浦明夫 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 【東京都文京区】 |
肝胆膵がんを専門に治療。低侵襲手術から拡大手術まで幅広く対応。講演活動も積極的に行っている。 | |
伊佐山浩通 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 【東京都文京区】 |
ベストドクターに選ばれた膵臓がんを専門とするエキスパート医師。肝胆膵診療に関する医学書院も出版している。 | |
中井陽介 | 東京大学医学部附属病院 【東京都文京区】 |
消化器内科兼、准教授を務める。胆道・膵臓を中心とした治療を行い、新しい治療開発や臨床研究に積極的に取り組む。 | |
神澤輝実 | がん・感染症センター東京都立駒込病院 【東京都文京区】 |
肝臓・胆道疾患の診断と治療を専門とするドクター。先進の医療機器を用いた患者さんに負担の少ない手術を心掛けている。 | |
島津元秀 | 多摩丘陵病院 【東京都町田市】 |
肝胆癌・消化器・移植・内視鏡治療が専門領域。オールマイティに対応できるスペシャリスト。 | |
跡見裕 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
杏林大学医学部長。胆膵肝がん治療のエキスパート。数多くの関連著書を持つ。 | |
古瀬純司 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
腫瘍内科の教授。胆膵肝癌の化学療法を専門とし、科学的根拠に基づいた治療を提供。 | |
阪本良弘 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
肝胆膵外科教授として新たな治療法を開発し、医療雑誌に掲載され注目を集めた。NHK健康チャンネルに出演。 | |
橋本雅司 | 虎の門病院 【東京都港区】 |
専門は肝胆膵外科領域全般。低侵襲な外科治療を心掛ける。教育にも力を入れ指導医としても活動。多くの執刀症例経験を持つ。 | |
宮崎勝 | 国際医療福祉大学三田病院 【東京都港区】 |
肝胆膵外科・肝移植が専門分野。患者さんと一緒に積極的に難治疾患と闘っていく姿勢を貫く名医。 | |
中郡聡夫 | 東海大学医学部付属病院 【神奈川県伊勢原市】 |
肝臓疾患、胆道疾患、膵臓疾患の外科的治療が専門。ハーバード大学医学部Brigham and Women病院放射線科の研究員(1998年)。日本膵臓学会の認定指導医、他。 | |
大坪毅人 | 聖マリアンナ医科大学病院 【神奈川県川崎市】 |
院長を務める。病院の運営だけではなく、研修責任者・研修指導医としても幅広く活動。 | |
遠藤格 | 横浜市立大学附属病院 【神奈川県横浜市】 |
長年に渡り肝胆膵疾患の診療・研究に携わるエキスパート。腫瘍を縮小させ切除する術前化学療法を積極的に行っている。 | |
榎本信幸 | 山梨大学医学部附属病院 【山梨県中央市】 |
内科教授を務める。「患者さんに親身に」をモットーとする。医学書院を出版、「第20回日本肝臓学会賞」を受賞。 | |
若井俊文 | 新潟大学医歯学総合病院 【新潟県新潟市】 |
消化器外科教授として研究会で講演活動や、臨床や医学研究活動・若手外科医の教育に力を入れている。 |
胆道がんの治療
胆道がんの治療は、手術による外科療法、抗がん剤を用いた化学療法、放射線治療などがあり、各ステージ(病期)に沿って治療法が決定されます。
基本的に外科手術が中心になりますが、手術が困難な状態の場合には化学療法(内科的治療)が選択されます。
また、黄疸(白目部分や肌が黄色くなる)の症状が見られる場合、内視鏡にて閉塞した胆管にステントを置き、黄疸解消のための処置が行なわれます。
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東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
上坂克彦 | 静岡県立静岡がんセンター 【静岡県駿東郡長泉町】 |
肝・胆・膵外科の部長を務める。安全性の高い高度な治療を提供する名医。 | |
田端正己 | 松阪中央総合病院 【三重県松阪市】 |
副院長・消化器センター センター長。「The Best Doctors in Japan」三期連続で選出される。 | |
宮川秀一 | 豊田地域医療センター 【愛知県豊田市】 |
当センターの理事長を務める。胆道癌の単純胆のう摘出手術や広大切除など幅広く対応する名医。 | |
山雄健次 | 成田記念病院 【愛知県豊橋市】 |
消化器内科顧問。地域医療連携室として外来を行っている。セカンドオピニオンに対応している。 | |
梛野正人 | 愛知県がんセンター 【愛知県名古屋市】 |
胆膵肝癌治療において豊富な実績を持つパイオニア。胆道がん診療ガイドラインをの委員長を歴任。 | |
和田浩志 | 大阪国際がんセンター 【大阪府大阪市】 |
肝・胆道がんの診療・治療が専門。日本肝胆膵外科学会の高度技能専門医、他。 | |
久保正二 | 大阪公立大学医学部附属病院 【大阪府大阪市】 |
肝胆膵外科の部長。専門分野は肝胆膵外科、移植外科、外科感染症。 | |
里井壯平 | 関西医科大学附属病院 【大阪府枚方市】 |
胆膵外科が専門。日本外科学会の専門医・指導医、日本肝胆膵外科学会の高度技能指導医、日本膵臓学会の指導医、他。 | |
岡崎和一 | 関西医科大学香里病院 【大阪府寝屋川市】 |
消化器病学、膵臓病学が専門。日本膵臓学会の理事長・理事。国際膵臓学会の理事。厚生労働省の難治性疾患克服事業による研究班に参加。 | |
児玉裕三 | 神戸大学医学部附属病院 【兵庫県神戸市】 |
内視鏡技術を専門とした研究を行う消化器内科学分野教授。難病を中心とした診療・研究に積極的に取り組む。 | |
山上裕機 | 和歌山県立医科大学附属病院 【和歌山県和歌山市】 |
手術難度の高い肝胆膵悪性腫瘍など外科治療のスペシャリスト。自己レベルの向上に日々務める名医。 | |
井岡達也 | 山口大学医学部附属病院 【山口県宇部市】 |
消化器がん・膵がん・胆道がんなどを専門とする。FM放送の取材を受け、メディアでも活躍するドクター。 | |
永野浩昭 | 山口大学医学部附属病院 【山口県宇部市】 |
消化器外科・肝胆膵外科・移植外科を専門とする。「若手外科医に対する愛情」を大切にしながら教授として教育研究講座にも取り組む。 | |
島田光生 | 徳島大学病院 【徳島県徳島市】 |
肝臓移植、肝胆膵外科をはじめ、腹腔鏡下肝切除、コンピュータ外科、ロボット外科など幅広く対応。 | |
上甲康二 | 済生会西条病院 【愛媛県西条市】 |
肝胆膵内科部長を務める。研究のプログラム責任者として活動し、最先端の医療を提供。 |
九州・沖縄エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
船越顕博 | さく病院 【福岡県福岡市】 |
専門は消化器内科学、腫瘍内科学、糖尿病学。膵臓癌治療の経験豊富なベテラン医師。 | |
吉住朋晴 | 九州大学病院 【福岡県福岡市】 |
肝胆膵外科・移植外科を専門とする。豊富な知識を持ち、研究活動にも力を入れている。 | |
江口晋 | 長崎大学病院 【長崎県長崎市】 |
海外の手術支援を行うなど国際協力にも取り組んできた消化器外科専門医。先進医療に注力し、患者さんに寄り添うドクター。 |