糖尿病性網膜症とは、糖尿病が原因で目の奥にある網膜の血管壁が変性したり、詰まることで発症します。
進行すると破れやすい新生血管が作られ、眼底や硝子体の出血や網膜剥離などが生じやすくなり、視力低下や視野障害、最悪は失明することがあります。
糖尿病性網膜症の症状は、進行するまでは自覚されることが少ないとされています。
網膜の血管の詰まりや血流障害が視力の中心である眼底の黄斑部で起きた場合、初期の段階から視力低下が起こります。
その他、視野の異常、視力低下、飛蚊症、視界が赤くなるなどがあります。
糖尿病性網膜症は、糖尿病患者の約40%に発症するといわれ失明する患者は毎年約3000人になり、後天的な失明の原因としては国内で一番になります。
全国の糖尿病網膜症の名医・専門医を紹介します。
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北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
五十嵐弘昌 | 釧路赤十字病院 【北海道釧路市】 |
白内障、水晶体の研究をし、臨床医として世界レベルの医療を提供。老化に関するテーマの講演を多数行う。 | |
竹田宗泰 | 桑園むねやす眼科 【北海道札幌市】 |
糖尿病網膜症や網膜硝子体疾患、白内障治療の名医。親切丁寧な説明を心掛けている患者から信頼されているドクター。 | |
今泉寛子 | 市立札幌病院 【北海道札幌市】 |
眼科部長と網膜硝子体センター長。重症な網膜硝子体疾患を各診療科と連携し、迅速に治療を行うドクター。 | |
石田晋 | 北海道大学病院 【北海道札幌市】 |
糖尿病網膜症治療を得意とする。臨床・研究・教育の全部門で精力的に活動する名医。数多くの医療著書を出版している。 | |
山下英俊 | 山形大学医学部附属病院 【山形県山形市】 |
糖尿病網膜症、網膜硝子体疾患治療のエキスパート。特に糖尿病網膜症においての研究実績を持つ。関連著書を多数出版している名医。※要所属確認 |
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関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
佐藤幸裕 | 伊野田眼科クリニック 【栃木県那須塩原市】 |
糖尿病網膜症をはじめ、幅広く担当。とくに糖尿病網膜症治療・網膜硝子体手術を得意としている。関連する医療著書を多数出版している名医。 | |
岸章治 | 前橋中央眼科 【群馬県前橋市】 |
糖尿病網膜症の硝子体手術、眼科全域の疾患が専門分野。関連する医療著書を多数出版している名医。 | |
町田繁樹 | 獨協医科大学埼玉医療センター 【埼玉県越谷市】 |
網膜硝子体疾患、黄斑疾患、涙道疾患、緑内障、臨床視覚電気生理が専門。米国ミシガン大学ケロッグアイセンター研究員の経験を持つ。 | |
前野貴俊 | 東邦大学医療センター佐倉病院 【千葉県佐倉市】 |
網膜硝子体疾患が専門・日本眼科学会の眼科専門医・指導医。日本糖尿病眼学会、米国眼科学会の他。 | |
山本修一 | 千葉大学医学部附属病院 【千葉県千葉市】 |
手術を中心に数多くの診療に携わってきたエキスパート。国際的な医療連携の推進し、世界水準の医療を目指す。独立行政法人地域医療機能推進機構理事。※要所属確認 | |
須藤史子 | 東京女子医科大学附属足立医療センター 【東京都足立区】 |
白内障屈折矯正手術、糖尿病眼合併症、低侵襲緑内障手術(アイステント)を専門とする。患者個々の状態に合わせた先進医療の診療、手術を提供。 | |
長岡泰司 | 日本大学医学部附属板橋病院 【東京都板橋区】 |
角膜移植術・白内障手術・角膜再生医療を得意とする。積極的に研究、指導を行っているドクター。 | |
北野滋彦 | 東京女子医科大学病院 【東京都新宿区】 |
糖尿病黄斑浮腫に対する治療において糖尿病治療を大きく貢献した名医。多くの関連著書を持ち、メディア出演も多いドクター。 | |
小沢洋子 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
齢黄斑変性、糖尿病網膜症などの網膜(眼底)の病気が専門領域。専門知識を活かして患者のニーズに合わせた診療を提供。 | |
加藤秋成 | 加藤眼科医院 【東京都新宿区】 |
網膜硝子体疾患、白内障手術、糖尿病網膜症治療が専門。3,000例以上の治療実績がある名医。 | |
飯田知弘 | 東京女子医科大学病院 【東京都新宿区】 |
加齢黄斑変性をはじめとした黄斑疾患、網膜硝子体疾患が専門。患者個々に最適な医療を提供するため、日々の診療と先端医療の研究に取り組んでいる。 | |
大越貴志子 | 聖路加国際病院 【東京都中央区】 |
糖尿病網膜症、眼底出血、加齢黄斑変性が専門分野。とくに網膜硝子体疾患の治療に取り組む名医。 | |
島田宏之 | 日本大学病院 【東京都千代田区】 |
網膜硝子体手術、黄斑手術が専門。眼科専門医。アメリカ合衆国Bascom Palmer眼研究所に留学経験を持つ。「術後眼内炎パーフェクトマネジメント第2版」(2018年日本医事新報社)など著書が多数ある。 | |
山本禎子 | 要町やまもと眼科 【東京都豊島区】 |
一般眼科診療をはじめ、加齢黄斑変性・眼底疾患が専門分野。週刊ダイヤモンド「目の名医」やベストドクターにも選出された名医。 | |
志村雅彦 | 東京医科大学八王子医療センター 【東京都八王子市】 |
専門は網膜硝子体疾患。糖尿病網膜症等が引き起こす黄斑浮腫、硝子体手術等先進的な治療を実施。国内外で講演も活動的に行っているドクター。 | |
加藤聡 | 東京大学医学部附属病院 【東京都文京区】 |
糖尿病性網膜症の治療を専門とするドクター。糖尿病眼合併症の管理を専門とする傍ら、医療従事者に対するロービジョンケアの普及活動に力を注ぐ。 | |
市邉義章 | いちべ眼科 【東京都町田市】 |
専門は眼底、視神経、ぶどう膜疾患。「わかりやすい眼科」をモットーに患者さんが安心して納得できる治療を目指す。 | |
井上真 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
網膜硝子体、黄斑疾患、小切開硝子体手術を専門とする。小切開手術による痛みが少なく回復の早い治療を目指している。 | |
平形明人 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜が専門分野。治療実績が豊富にあるスペシャリスト。NHK健康チャンネルにも多数出演。 | |
高木均 | 聖マリアンナ医科大学病院 【神奈川県川崎市】 |
糖尿病網膜症、網膜剥離、硝子体、白内障、黄斑疾患、網膜循環障害が専門分野。網膜硝子体手術の名医として知られている | |
深作秀春 | 深作眼科 【神奈川県横浜市】 |
15万件以上の手術実績を持つエキスパート。世界が認める名医。眼科医国際学会で最高賞を20回受賞している。 | |
稲村幹夫 | 稲村眼科クリニック 【神奈川県横浜市】 |
専門は白内障手術・網膜硝子体疾患。年間2000件以上の手術を実施。水晶体再建術の最新治療も進めている。 | |
村田敏規 | 信州大学医学部附属病院 【長野県松本市】 |
糖尿病網膜症の治療を得意としている。35年以上のキャリアを持つ網膜硝子体手術(糖尿病網膜症、網膜剥離)の名医。関連する著書も多く出版。 |
糖尿病網膜症の治療
糖尿病性網膜症の基本治療には、血糖コントロール・光凝固術・硝子体手術の3つがあります。
糖尿病治療や合併症予防では血糖コントロールは欠かせません。
基本治療として日常生活においてバランスの良い食事や適度な運動を心がけることが大切です。
血糖コントロールが難しい患者にはインスリン治療が検討されます。
インスリン治療によって早期段階から適切な治療(血糖コントロール)をはじめることで糖尿病の進行を食い止めます。
他に眼科的手術では光凝固術と硝子体手術があり、光凝固術はレーザー光線を網膜に照射して熱で病変部分を凝固させる方法です。
硝子体手術では眼球に小さな穴を開け、そこから硝子体を切除するという方法になります。
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東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
舘奈保子 | 真生会 富山病院 【富山県射水市】 |
全国的に知られる眼科名医。糖尿病網膜症・緑内障で悩む患者が全国から集まる。関連著書も多数出版。 | |
東出朋巳 | 金沢大学附属病院 【石川県金沢市】 |
緑内障、網膜硝子体疾患、分子遺伝学が専門分野。臨床、教育に従事する他、緑内障に関する画像解析、眼疾患に対する分子遺伝学的解析を研究するドクター。 | |
高村佳弘 | 福井大学医学部附属病院 【福井県吉田郡】 |
糖尿病網膜症、硝子体手術が専門分野。糖尿病眼合併症の大きな原因と考えられるアルドース還元酵素(AR)の働きについて基礎研究を続けている。 | |
坂口裕和 | 岐阜大学医学部附属病院 【岐阜県岐阜市】 |
眼科科長・教授。主に網膜硝子体が専門。日本眼科学会の眼科専門医・指導医。 | |
三宅養三 | やなぎだ眼科医院 【静岡県静岡市】 |
網膜疾患の世界的権威。他県からも治療のために通院する患者が多くいるスペシャリスト。 | |
堀口正之 | 藤田医科大学病院 【愛知県豊明市】 |
網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜硝子体手術、白内障手術を得意とする。硝子体手術件数は過去10年以上日本のbest3に入る世界水準の手術を提供するスペシャリスト。 | |
寺崎浩子 | アイケア名古屋 【愛知県名古屋市】 |
眼科疾患をオールマイティに対応するスペシャリスト。特に眼底に関しては専門的で最先端の高度な医療を提供。 | |
小椋祐一郎 | 名古屋市立大学病院 【愛知県名古屋市】 |
糖尿病網膜症の膜硝子体手術、薬物治療、レーザー光凝固術を得意とする。研究・臨床面の向上を見据えた教育にも携わるドクター。 | |
赤木好男 | 宇治徳洲会病院 【京都府宇治市】 |
近代的な眼科マイクロサージェリーの普及に努めるドクター。糖尿病による眼合併症の基礎研究・臨床研究に取り組む。 | |
池田恒彦 | 大阪回生病院 【大阪府大阪市】 |
網膜症疾患治療の名医として日本眼科学会からも高く評価されている凄腕のドクター。 | |
恵美和幸 | 大阪労災病院 【大阪府堺市】 |
網膜硝子体・白内障網膜硝子体・白内障の治療が専門分野。失明危機を救うスペシャリスト。 | |
池田誠宏 | 仁川眼科医院 【兵庫県宝塚市】 |
専門分野は網膜硝子体疾患、糖尿病網膜症。手術は白内障、緑内障、硝子体手術などの内眼手術が専門。丁寧な検査・診察を心がけるドクター。 | |
井上幸次 | 鳥取大学医学部附属病院 【鳥取県米子市】 |
角膜疾患、眼感染症の専門医。緑内障・網膜剥離・角膜混濁のような視力予後が悪い疾患に対して最新の治療を提供。 | |
森實祐基 | 岡山大学病院 【岡山県岡山市】 |
増殖糖尿病網膜症、緑内障など重篤な疾患に対応する。最新治療の開発に向けての研究を積極的に取り組むドクター。 | |
鈴間潔 | 香川大学医学部附属病院 【香川県木田郡】 |
黄斑前線維症(黄斑上膜)、糖尿病性網膜症、網膜静脈閉塞症、硝子体出血などが専門領域。眼科医療において高度な知識と技術を併せ持つ名医。 |
九州・沖縄エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
石橋達朗 | 九州大学 【福岡県福岡市】 |
九州大学の学長。眼科領域における血管新生性疾患・糖尿病網膜症治療のスペシャリスト。メディアにおいても有名なドクター。 | |
吉村浩一 | 林眼科病院 【福岡県福岡市】 |
日本眼科学会専門医。水晶体に関わる手術のエキスパート。糖尿病網膜症患者の救世主。 | |
荻野誠周 | 溝口眼科 【長崎県佐世保市】 |
糖尿病網膜症治療のスペシャリスト。医療向け著書を数多く出版するドクター。患者とのコミュニケーションを大切にする。 | |
田中住美 | いでた平成眼科クリニック 【熊本県熊本市】 |
35年以上大学病院眼科医長、クリニック副院長を経験。難治性の網膜剥離や緊急手術に対応する名医。 |