白血病は血液のがんと呼ばれ、白血病の分類は複雑で様々な種類があります。
何らかの原因でがん細胞が作られ、末梢血液や骨髄の中に増殖してしまったの病気が白血病です。
タイプによって治療方法が全く異なりますので、白血病の種類を確認しなければなりません。
国内における白血病の発症率は年々増加傾向にあり、年間10万人にあたり男性が約7人、女性は約5人となり、年間に約8000人の方が亡くなっています。
高齢になると発症率は急激に上がり、3~5倍近くまで高くなります。
一方の悪性リンパ腫も血液がんの一種とされ、患者数は年間10万人に対して男性は約13人、女性が約10人になり、高齢者に多く発症する傾向がありますが全体的に増加傾向にあります。
全国の白血病・悪性リンパ腫の名医・専門医をご紹介します。
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北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
押味和夫 | つるい養生邑病院 【北海道阿寒郡】 |
悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等のリンパ系腫瘍の診療を得意としている。世界をリード名医。 | |
安達正晃 | JCHO 札幌北辰病院 【北海道札幌市】 |
血液内科の診療部長。多数の血液疾患の診療・教育経験を持つ。関連書籍を出版している。 | |
坂井俊哉 | 国立病院機構 北海道がんセンター 【北海道札幌市】 |
血液内科が専門。日本血液学会の血液専門医、日本内科学会の総合内科専門医、他。 | |
豊嶋崇徳 | 北海道大学病院 【北海道札幌市】 |
血液内科の教授。血液学、造血細胞移植学、輸血学、免疫学が専門。 | |
真部淳 | 北海道大学病院 【北海道札幌市】 |
小児のがん・血液の病気が専門分野。小児科に関する医学書院も出版している。 | |
張替秀郎 | 東北大学病院 【宮城県仙台市】 |
東北大学病院臨床研究推進センターのセンター長。血液・免疫科が専門。NHK健康チャンネルに出演。 | |
髙橋直人 | 秋田大学医学部附属病院 【秋田県秋田市】 |
血液腎臓膠原病内科の教授。血液内科学・CML・悪性リンパ腫の基礎と臨床を研究領域とする。第一線で活躍。 | |
石澤賢一 | 山形大学医学部附属病院 【山形県山形市】 |
血液内科の教授。血液内科 ・悪性リンパ腫が専門。日本臨床腫瘍学会ガイドライン委員会に携わる。 |
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関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
千葉滋 | 筑波大学附属病院 【茨城県つくば市】 |
造血器腫瘍が専門分野。造血幹細胞移植に関して多くの経験を積むドクター。研究にも注力。 | |
三谷絹子 | 獨協医科大学病院 【栃木県下都賀郡壬生町】 |
血液・腫瘍内科の部長。白血病・骨髄異形成症候群の分子病態研究、骨髄移植が専門。日本でのエビデンスづくりに貢献。 | |
小澤敬也 | 自治医科大学附属病院 【栃木県下野市】 |
名誉教授。血液内科学、遺伝子治療学、細胞治療学が専門分野。最先端研究にも取り組む。関連書籍を出版している。 | |
木崎昌弘 | 埼玉医科大学総合医療センター 【埼玉県川越市】 |
白血病・骨髄異形成症候群、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍が専門。日本内科学会の総合内科専門医・指導医、日本血液学会の専門医・指導医、他。 | |
新津望 | さいわい診療所 【埼玉県川口市】 |
悪性リンパ腫に関する書籍を出版している名医。造血器腫瘍診療ガイドライン作成に携わる。 | |
神田善伸 | 自治医科大学附属さいたま医療センター 【埼玉県さいたま市】 |
血液科科長。造血幹細胞移植、化学療法等が専門。医学書院の著者。 | |
相羽惠介 | 戸田中央総合病院 【埼玉県戸田市】 |
腫瘍内科の部長。日本において「キャンサーボード」という名称を初めて付けたドクター。 | |
臼杵憲祐 | NTT東日本関東病院 【東京都品川区】 |
血液内科の部長。白血病、悪性リンパ腫、化学療法、再生不良性貧血が専門分野。複数の病院で経験を積んだ名医。 | |
鈴木憲史 | 日本赤十字社医療センター 【東京都渋谷区】 |
血液腫瘍(白血病、リンパ腫、骨髄腫)が専門。骨髄腫アミロイド―シスセンター顧問。 | |
田野崎隆二 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
輸血・細胞療法センターの教授。輸血学、血液学、造血幹細胞移植、細胞治療が専門分野。 | |
岡本真一郎 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
血液内科の名誉教授。造血器腫瘍・造血幹細胞移植・血液疾患全般が専門分野。関連書籍を出版している。 | |
萩原將太郎 | 東京女子医科大学病院 【東京都新宿区】 |
血液内科全般、HIV関連悪性リンパ腫が専門。関連書籍を出版している。 | |
後藤明彦 | 東京医科大学病院 【東京都新宿区】 |
血液内科学の主任教授。血液内科一般、骨髄不全、特発性血小板減少性紫斑病を専門としている。 | |
檀和夫 | 同愛記念病院 【東京都墨田区】 |
日本医大の血液内科をゼロから立ち上げた一人。造血器腫瘍診療ガイドライン評価委員会の委員。 | |
伊豆津宏二 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
血液腫瘍科長。リンパ腫・白血病・骨髄腫など血液がんが専門。NHK健康チャンネルに出演。 | |
堀田知光 | 公益財団法人がん研究振興財団 【東京都中央区】 |
国立がん研究センター名誉総長。悪性リンパ腫が専門。日本のがん対策に取り組む名医。 | |
飛内賢正 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
悪性リンパ腫を軸に39年の診療と研究を重ねてきた名医。国立がん研究センター客員研究員。 | |
宮脇修一 | 東京都立大塚病院 【東京都豊島区】 |
臨床血液、特に急性骨髄性白血病治療が専門。白血病治療マニュアルの著者。 | |
小松則夫 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 【東京都文京区】 |
血液内科の特任教授、医学博士。骨髄増殖性腫瘍(MPN)研究の第一人者。 | |
坂巻壽 | 坂巻クリニック 【東京都文京区】 |
都立駒込病院の名誉院長。血液内科学・造血細胞移植が専門。地域の人々に親しまれるクリニックとして患者さんに寄り添う名医。 | |
矢野真吾 | 東京慈恵会医科大学附属病院 【東京都港区】 |
血液腫瘍学(白血病・リンパ腫の薬物療法、造血幹細胞移植)が専門。日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医、日本血液学会の認定血液専門医・指導医、他。 | |
東條有伸 | 東京大学医科学研究所附属病院 【東京都港区】 |
血液腫瘍内科の診療科長。造血器腫瘍の病態解析とそれにもとづく分子療法の開発の研究に尽力。 | |
谷口修一 | 虎の門病院 【東京都港区】 |
血液内科部長。白血病など「血液のがん」と闘い続けるエキスパート。 | |
平川経晃 | 聖マリアンナ医科大学病院 【神奈川県川崎市】 |
白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、造血幹細胞移植が専門。日本内科学会の認定医・総合内科専門医、日本血液学会の専門医・指導医、他。 | |
中島秀明 | 横浜市立大学附属病院 【神奈川県横浜市】 |
血液・免疫・感染症内科学の主任教授。造血器腫瘍・血液疾患全般が専門。 | |
小林光 | 長野赤十字病院 【長野県長野市】 |
血液内科を担当。血液病学が専門。ガイドライン作成委員の一人。 |
白血病・悪性リンパ腫の治療
急性白血病の治療では早期に抗がん剤治療を開始する必要がありますが、全身状態が悪い場合には他の治療を優先させて改善してから化学療法が検討されます。
最初に行われる治療は、寛解(かんかい)導入療法と呼ばれるもので、数種類の抗がん薬を組み合わせる化学療法になります。
寛解導入療法の結果を見ながら白血病細胞を完全に無くす治療を続けていきます。これを寛解後療法と呼びます。
このように白血病や悪性リンパ腫のような血液の病気では、比較的に効果が期待できる抗がん剤治療が中心になります。
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東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
中尾眞二 | 浅ノ川総合病院 【石川県金沢市】 |
数々の功績を上げてきた血液疾患エキスパート。 | |
上田孝典 | 福井大学 【福井県吉田郡永平寺町】 |
福井大学の学長。血液学、腫瘍学、感染症、痛風が専門。メディア出演、著作物も多数出版している。 | |
宮村耕一 | 総合犬山中央病院 【愛知県犬山市】 |
造血細胞移植センターを担当。白血病における移植が専門。NHK健康チャンネルに出演。 | |
森島泰雄 | 愛知医科大学 【愛知県長久手市】 |
造血細胞移植振興寄附講座の客員教授。血液内科が専門。 | |
堀部敬三 | 国立病院機構 名古屋医療センター 【愛知県名古屋市】 |
小児血液腫瘍が専門。日本小児科学会の小児科専門医、日本血液学会の認定血液専門医・指導医、他。 | |
飯田真介 | 名古屋市立大学病院 【愛知県名古屋市】 |
血液・腫瘍内科の部長。造血器疾患一般・骨髄腫・リンパ腫の診断と治療が専門。NHK健康チャンネルに出演。 | |
清井仁 | 名古屋大学医学部附属病院 【愛知県名古屋市】 |
血液・腫瘍内科学の教授。専門分野は血液内科学・血液腫瘍学・分子標的薬開発。 | |
宮崎仁 | 宮崎医院 【愛知県西尾市】 |
内科(血液・化学療法科)が専門。日本内科学会の総合内科専門医、日本血液学会の血液専門医・指導医。多数の関連著書がある。 | |
高折晃史 | 京都大学医学部附属病院 【京都府京都市】 |
血液・腫瘍内科の教授。日本血液学会奨励賞を受賞。若手医師の教育に尽力。 | |
島崎千尋 | JCHO 京都鞍馬口医療センター 【京都府京都市】 |
院長を務める。一般内科、血液内科 が専門。厚労省「アミロイドーシスに関する調査研究」の班員。 | |
石川淳 | 大阪国際がんセンター 【大阪府大阪市】 |
血液内科部長。血液がんが専門分野。日本血液学会奨励賞を受賞している名医。 | |
日野雅之 | 大阪公立大学医学部附属病院 【大阪府大阪市】 |
血液内科・造血細胞移植科の部長。白血病、悪性リンパ腫が専門分野。 | |
小川啓恭 | 大阪暁明館病院 【大阪府大阪市】 |
血液内科部長。血液腫瘍、造血幹細胞移植が専門。全国有数の治療実績を誇る名医。 | |
今田和典 | 大阪赤十字病院 【大阪府大阪市】 |
血液内科の主任部長。血液内科全般が専門分野。難病指定医。 | |
松村到 | 近畿大学病院 【大阪府大阪狭山市】 |
白血病などの造血器腫瘍に対する分子標的治療、造血幹細胞移植が専門。慢性骨髄性白血病に関するCML212研究の責任者を務める。 | |
保仙直毅 | 大阪大学医学部附属病院 【大阪府吹田市】 |
血液・腫瘍内科学の教授。最高の血液疾患治療を提供することが最重要と考えている。 | |
田中康博 | 日本赤十字社和歌山医療センター 【和歌山県和歌山市】 |
血液腫瘍学が専門。日本内科学会の総合内科専門医、日本血液学会の血液専門医・指導医、他。 | |
前田嘉信 | 岡山大学病院 【岡山県岡山市】 |
血液・腫瘍内科の診療科長。血液腫瘍学、造血幹細胞移植学が専門。 | |
鈴宮淳司 | 島根大学医学部附属病院 【岡山県倉敷市】 |
血液・腫瘍学が専門。特に悪性リンパ腫の病態解析と治療法の開発に務める。 | |
上田恭典 | 倉敷中央病院 【岡山県倉敷市】 |
血液内科の主任部長。血液学、輸血学、腫瘍学、免疫学、移植学、アフェレシス、体外循環が専門。 | |
牟田毅 | 広島赤十字・原爆病院 【広島県広島市】 |
悪性リンパ腫、血液一般が専門。日本内科学会の認定総合内科専門医、日本血液学会の認定血液専門医・指導医、他。 | |
谷本光音 | 中国中央病院 【広島県福山市】 |
病院長を務める。元岡山大学病院の教授。血液内科、腫瘍内科が専門。 | |
湯尻俊昭 | 宇部興産中央病院 【山口県宇部】 |
白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫等の病態解明、新規診断法・治療法の開発を目指すエキスパート。 | |
竹中克斗 | 愛媛大学医学部附属病院 【愛媛県東温市】 |
血液内科・造血器腫瘍・造血幹細胞移植・がん薬物療法が専門。日本血液学会専門医・指導医。 | |
門脇則光 | 香川大学医学部附属病院 【香川県木田郡】 |
血液・免疫・呼吸器内科学の教授。血液内科が専門。患者さんの頼れるよりどころになれるよう日々奮闘。 |
九州・沖縄エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
赤司浩一 | 九州大学病院 【福岡県福岡市】 |
血液内科学、免疫学、幹細胞学が専門。がん治療の最前線を見つめ続ける世界レベルの研究者。 | |
大賀正一 | 九州大学病院 【福岡県福岡市】 |
感染免疫・血液腫瘍が専門。遺伝子治療・免疫療法・細胞療法の開発など研究面も積極的に取り組む。 | |
原田実根 | 唐津東松浦医師会医療センター 【佐賀県唐津市】 |
一般内科・血液内科・腫瘍内科・造血幹細胞移植が専門。移植医療の進展と普及に尽力。 | |
木村晋也 | 佐賀大学医学部附属病院 【佐賀県佐賀市】 |
血液内科学・輸血医学・臨床腫瘍学が専門。慢性白血病の研究に尽力。新聞掲載されている。 | |
宮﨑泰司 | 長崎大学病院 【長崎県長崎市】 |
血液内科学・造血器腫瘍・放射線障害が専門。関連する医学書院を出版している。 | |
下田和哉 | 宮崎大学医学部附属病院 【宮崎県宮崎市】 |
内科学講座・消化器血液学分野の教授。遺伝子レベルでの疾患の原因の解明と、それに基づく新規治療法の開発を進めている。 |