潰瘍性大腸炎(UC)とは、クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)のひとつになり、大腸に炎症が起きる原因がはっきりしない疾患です。
国内の患者数は約22万人といわれ毎年増加傾向にあります。患者さんの90%は軽度~中症等の症状になっています。
潰瘍性大腸炎は年齢に関係なく発症し、男性では20代前半、女性では20代後半が発症年齢のピークになります。
潰瘍性大腸炎は、厚生労働省が指定している難病になっていますが、専門医による適切な治療を受けることで症状がコントロールできれば、普通の人と変わらない日常生活を続けることが可能とされています
全国の潰瘍性大腸炎の名医・専門医を紹介します。
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北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
仲瀬裕志 | 札幌医科大学附属病院 【北海道札幌市】 |
炎症性腸疾患の病態研究における第一人者の一人。日本消化器病学会の財団評議員、日本消化器病学会ガイドライン作成委員に携わる。 | |
高橋賢一 | 東北労災病院 【宮城県仙台市】 |
消化器外科、大腸肛門外科(潰瘍性大腸炎、クローン病、痔疾患、直腸脱、その他大腸肛門疾患全般、ストーマケア)が専門。合併症の少ない外科治療を心掛ける。日本炎症性腸疾患協会の理事。 | |
渡辺和宏 | 東北大学病院 【宮城県仙台市】 |
下部消化管外科の専門医。日本消化器病学会の本部評議員・支部評議員。 |
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関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
穂苅量太 | 防衛医科大学校病院 【埼玉県所沢市】 |
消化器内科の専門ドクター。日本消化器病学会の専門医・指導医、財団評議員。関連する医学著書がある。 | |
竹内健 | 辻仲病院柏の葉 【千葉県柏市】 |
消化器内科、内視鏡が専門分野。日本消化器病学会の専門医・指導医・支部評議員・学会評議員。 | |
松岡克善 | 東邦大学医療センター佐倉病院 【千葉県佐倉市】 |
炎症性腸疾患の専門医。日本内科学会の総合内科専門医。 | |
加藤順 | 千葉大学医学部附属病院 【千葉県千葉市】 |
消化器疾患が専門分野。日本内科学会の認定内科医・総合内科専門医。 | |
溝上裕士 | 新東京病院 【千葉県松戸市】 |
消化器病学、消化器内視鏡学、消化性潰瘍、炎症性腸疾患を得意とする。診療は常にトップレベルの維持を目指す。元筑波大学附属病院教授。関連著書が多数ある。 | |
板橋道朗 | 東京女子医科大学病院 【東京都新宿区】 |
炎症性腸疾患、大腸癌をはじめとする消化器・一般外科、内視鏡外科が専門。腹腔鏡を使う低侵襲な患者さんに優しい質の高い医療を提供。 | |
岩男泰 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
内科、消化器内科、炎症性腸疾患の専門ドクター。日本消化器病学会の専門医。慶應義塾大学病院 予防医療センター 教授。 | |
福田勝之 | 聖路加国際病院 【東京都中央区】 |
消化器内科が専門分野。日本消化器病学会の専門医・指導医、学会評議員。 | |
渡辺守 | 東京医科歯科大学病院 【東京都文京区】 |
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)の専門医。ハーバード大学医学部に留学経験を持つ。 | |
久松理一 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
消化器疾患全般(特に下部消化管疾患)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、腸管ベーチェット病、難治性小腸疾患の診断と治療を得意とするドクター。患者さんが健やかな生活を送れるようにさまざまな面からサポート。 | |
松浦稔 | 杏林大学医学部付属病院 【東京都三鷹市】 |
消化器内科全般(特に下部消化管疾患)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)の専門医。日本消化器病学会の認定専門医・指導医。 | |
飯塚文瑛 | 山王病院 【東京都港区】 |
潰瘍性大腸炎・クローン病・ベーチェット病の診療・患者指導、消化管内視鏡(胃・大腸内視鏡)、機能性胃腸障害(過敏性腸症候群、逆流性食道炎など)、消化器疾患の専門医。さまざまな工夫で患者様の不安・苦痛からの解放に努めている。 | |
小林拓 | 北里大学北里研究所病院 【東京都港区】 |
消化器疾患が専門分野。日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医・指導医。 | |
日比紀文 | 北里大学北里研究所病院 【東京都港区】 |
炎症性腸疾患専門ドクター。慶應義塾大学名誉教授、日本消化器病学会の専門医・指導医。 | |
猿田雅之 | 東京慈恵会医科大学附属病院 【東京都港区】 |
消化管疾患が専門分野。日本内科学会の認定内科医・総合内科専門医・内科指導医の他、評議員。 | |
小金井一隆 | 横浜市立市民病院 【神奈川県横浜市】 |
消化器外科(小腸、大腸、炎症性腸疾患)の専門医。日本消化器病学会の専門医・指導医。患者さんの生活の質の向上を第一に考えた診療を行う。 | |
杉田昭 | 横浜市立市民病院 【神奈川県横浜市】 |
消化器外科(小腸、大腸、炎症性腸疾患)の専門ドクター。日本消化器病学会の指導医。 | |
木村英明 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター 【神奈川県横浜市】 |
潰瘍性大腸炎、クローン病の診断・治療(特に外科治療が専門分野。難病指定医、小児慢性特定疾病指定医。 | |
国崎玲子 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター 【神奈川県横浜市】 |
潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病の診断治療(特に内科治療)の専門医。日本消化器病学会の認定消化器病専門医・指導医。 |
潰瘍性大腸炎の治療
潰瘍性大腸炎では、大腸粘膜の炎症の広がりによって主に「直腸炎型」「左側大腸炎型」「全大腸炎型」の3つのタイプに分類されています。
潰瘍性大腸炎は原因が不明とされている難病になるため、根本的な治療方法も見つかっていません。
潰瘍性大腸炎の多くが内科的治療で十分な効果を得られており、大腸の炎症を抑えるなど病状をコントロールすることが治療の中心となってきます。
内科治療が不可能な重症患者や大量出血がある場合には外科的な治療が検討されます。
潰瘍性大腸炎では、通常は症状が周期的に弱まったり、強まったりします。
そのため、治療をスタートして症状が治まったからといっても完治したということではなく、あくまで一時的に寛解過ぎないかことから治療は中断せず、その後も治療を継続することが大切になってきます。
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東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
長坂光夫 | 藤田医科大学病院 【愛知県豊明市】 |
炎症性腸疾患の専門医師。日本内科学会の認定内科医・指導医。 | |
大北喜基 | 三重大学医学部附属病院 【三重県津市】 |
下部消化管良性疾患、炎症性腸疾患が専門。日本消化器外科学会の指導医。安全を第一に患者さんに納得してもらえる診療を提供。 | |
飯島英樹 | 大阪警察病院 【大阪府大阪市】 |
消化器全般(特に消化管疾患、炎症性腸疾患)の専門ドクター。日本消化器病学会の専門医・指導医の他、財団評議員・近畿支部評議員。炎症性腸疾患の診療および研究を続けている。 | |
根津理一郎 | 大阪中央病院 【大阪府大阪市】 |
消化器外科(大腸肛門)の専門医師。日本大腸肛門病学会の専門医・指導医・評議員。患者さんにとって最適な治療を安全に提供できるように努めている。 | |
長沼誠 | 関西医科大学附属病院 【大阪府枚方市】 |
消化器外科(大腸肛門外科)が専門。日本消化器病学会の専門医・指導医、近畿支部評議員・本部評議員。腹腔鏡手術、ロボット手術などの「低侵襲手術」はもちろん、患者さまごとに最新かつベストの治療を提供できるように努めている。 | |
水島恒和 | 大阪大学医学部附属病院 【大阪府吹田市】 |
消化器外科(大腸肛門外科)が専門。日本消化器病学会の専門医・指導医、近畿支部評議員・本部評議員。腹腔鏡手術、ロボット手術などの「低侵襲手術」はもちろん、患者さまごとに最新かつベストの治療を提供できるように努めている。 | |
池内浩基 | 兵庫医科大学病院 【兵庫県西宮市】 |
IBDセンター長。炎症性腸疾患の外科治療が専門。日本外科学会の外科専門医・指導医、日本消化器外科学会の消化器外科専門医・指導医、他。 | |
小山文一 | 奈良県立医科大学附属病院 【奈良県橿原市】 |
大腸がん、炎症性腸疾患、小腸大腸疾患、ストーマ、内視鏡治療、内視鏡外科、骨盤外科の専門ドクター。原因不明の腸炎の診断治療にも対応。 | |
藤井久男 | 平和会吉田病院 【奈良県奈良市】 |
大腸がん、胃がん検診による早期診断、内視鏡治療、IBD治療が専門。日本消化器外科学会の専門医・指導医。潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患(IBD)は35年にわたり治療に取り組むスペシャリスト。 | |
石原俊治 | 島根大学医学部附属病院 【島根県出雲市】 |
クローン病、潰瘍性大腸炎の診療、好酸球性消化管疾患を得意とする。日本内科学会の総合内科専門医・指導医。 |
九州・沖縄エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
光山慶一 | 久留米大学病院 【福岡県久留米市】 |
炎症性腸疾患、消化管学、粘膜免疫、腸内細菌、分子イメージングが専門分野。日本消化器病学会の九州支部評議員・専門医、学術研究助成金選考委員会委員。 | |
野﨑良一 | のざき消化器IBDクリニック 【熊本県上益城郡益城町】 |
大腸疾患をはじめとする消化器内科を専門としているドクター。日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医。Best Doctors in Japanに選出される。 |