難聴には伝音性難聴と感音性難聴があり、両方発症しているものを混合性難聴と呼びます。
突発性難聴は感音性難聴に分類されます。
高齢者に多いのが老人性難聴(加齢性難聴)で、主に高音に対して聴力低下が見られるのが特徴ですが、逆に低音に聴力低下がみられるケースもあります。
老人性難聴の患者数は、50歳頃から増加して60代後半では3人に1人、75歳以上になると70%以上になるといわれています。
全国の難聴・突発性難聴の名医・専門医を紹介します。
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北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
福田諭 | 北海道医療大学病院 【北海道札幌市】 |
頭頸部腫瘍をはじめ、難聴、顔面神経麻痺、めまいからアレルギー疾患まで幅広く対応。最先端医療を提供。 | |
平海晴一 | 岩手医科大学附属病院 【岩手県紫波郡矢巾町】 |
耳科学、側頭骨頭蓋底外科、聴覚中枢が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、専門研修指導医、他。テレビ岩手「第45回聞こえの最新治療」に出演。 | |
欠畑誠治 | 山形大学医学部附属病院 【山形県山形市】 |
特に耳科学(低侵襲な聴力改善手術)、聴覚再生治療の開発等が専門。内視鏡下耳科手術の開発・普及に努めたとして山新3P賞平和賞を受賞。 |
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関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
原晃 | 筑波大学附属病院 【茨城県つくば市】 |
感音難聴の研究・治療における名医。急性高度難聴に関する調査研究班の一人。 | |
新田清一 | 済生会宇都宮病院 【栃木県宇都宮市】 |
耳鼻咽喉科一般、耳科学、聴覚医学が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、他。NHK 「ためしてガッテン」等、多くのメディアに出演。「難聴・耳鳴りの9割はよくなる~脳を鍛えて聞こえをよくする補聴器リハビリ」(2019年)など著書は多数。 | |
坂田英明 | 川越耳科学研究所クリニック 【埼玉県川越市】 |
めまい・耳鳴り・難聴について新生児から高齢者までの診断・治療・リハビリが専門。日本耳科学会の代議員、他。著書に「あぶない! 聞こえの悪さがボケの始まり」(2019年05月15日)等他多数。 | |
水足邦雄 | 防衛医科大学校病院 【埼玉県所沢市】 |
耳鼻咽喉科一般、特に耳科、臨床遺伝が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、日本人類遺伝学会の臨床遺伝専門医、他。 | |
須納瀬弘 | 東京女子医科大学附属足立医療センター 【東京都足立区】 |
内耳・中耳・側頭骨疾患が専門。国内屈指の術数を誇る中耳手術のスペシャリスト。 | |
伊藤健 | 帝京大学医学部附属病院 【東京都板橋区】 |
耳科学、聴覚医学が専門分野。鼓室形成術、人工内耳手術などの難度の高い手術経験が豊富。 | |
藤岡正人 | 慶應義塾大学病院 【東京都新宿区】 |
耳科学、神経耳科学、聴覚医学、遺伝性難聴、内視鏡下耳科手術が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、耳科手術暫定指導医、他。 | |
井上泰宏 | 耳鼻咽喉科いのうえクリニック 【東京都杉並区】 |
25年以上にわたり大学病院を中心に勤務。難聴、めまい、耳鳴り等の耳鼻科領域全般の診療を手がける。 | |
佐藤美奈子 | さとう耳鼻咽喉科 【東京都世田谷区】 |
耳鼻咽喉医として豊富な診療実績を持つ。特に聴覚に関しては、これまで深く研究活動を重ねてきた。 | |
石井正則 | AIC八重洲クリニック 【東京都中央区】 |
耳鳴り・めまい・難聴専門外来、ストレス特殊外来を担当。NHK健康チャンネルに出演の他、著書も多数。人気のある名医。 | |
山岨達也 | 東京大学医学部附属病院 【東京都文京区】 |
耳科学、聴覚医学、平衡神経科学が専門。人工内耳手術、特に小児手術、療育では国内屈指の実績を誇る名医。 | |
泰地秀信 | つくし野耳鼻咽喉科 【東京都町田市】 |
耳鼻咽喉科、小児耳鼻咽喉科、麻酔科が専門。耳鼻咽喉科専門研修指導医。 | |
宇佐美真一 | 国際医療福祉大学三田病院 【東京都港区】 |
難聴治療のスペシャリスト。特発性難聴や突発性難聴に対して複数の手法を組み合わせた治療を手がける名医。 | |
熊川孝三 | 赤坂虎の門クリニック 【東京都港区】 |
耳鼻咽喉科の科長。人工内耳手術においてオーストラリア政府より感謝状授与される。 | |
岡本康秀 | 東京都済生会中央病院 【東京都港区】 |
平衡機能障害、そしゃく機能障害、音声・言語機能障害)が専門。日本耳鼻咽喉科学会の認定 専門医・補聴器認定医・補聴器相談医・騒音性難聴担当医、他。丁寧な診療を心がけている。 | |
杉内智子 | 自由が丘杉内医院 【東京都目黒区】 |
耳鼻咽喉科一般、聴覚・言語(難聴・小児難聴・補聴器)が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、日本気管食道科学会の専門医、他。よりわかりやすく、より丁寧なご説明を心がけている。 | |
南修司郎 | 国立病院機構 東京医療センター 【東京都目黒区】 |
人工内耳手術、鼓室形成手術、頭頸部がん、耳鼻咽喉科一般が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医。日本人類遺伝学会の臨床遺伝専門医、他。 | |
加我君孝 | 国立病院機構 東京医療センター 【東京都目黒区】 |
臨床研究センター名誉センター長。新生児・幼、小児難聴・小耳症・外耳道閉鎖症・中枢性聴覚障害が専門。関連する書籍を多数出版。 | |
松永達雄 | 国立病院機構 東京医療センター 【東京都目黒区】 |
小児および成人の難聴、特に遺伝性難聴が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、日本人類遺伝学会の臨床遺伝専門医、他。数多くの著書がある。 | |
神崎晶 | 国立病院機構 東京医療センター 【東京都目黒区】 |
耳科学、神経耳科学、聴覚医学、アレルギー科学が専門。ガイドライン作成に携わる。関連書籍を出版。 | |
室伏利久 | 帝京大学医学部附属溝口病院 【神奈川県川崎市】 |
めまい、平衡障害、難聴、頸部腫瘍、耳鼻咽喉科全般が専門分野。NHK健康チャンネルに出演。 | |
猪健志 | 相模原協同病院 【神奈川県相模原市】 |
耳鼻咽喉科の部長。耳鼻咽喉科全般、難聴、睡眠時無呼吸、東洋医学など幅広い分野を専門としている。 | |
小野雄一 | 相模原赤十字病院 【神奈川県相模原市】 |
院長補佐・耳鼻咽喉科の部長。一般耳鼻咽喉科が専門。日本耳鼻咽喉科学会専門医。 | |
喜多村健 | 茅ヶ崎中央病院 【神奈川県茅ヶ崎市】 |
特に難聴、めまいを専門としている名医。時間をかけて十分な説明を心がける。 | |
新川敦 | 新川新横浜クリニック 【神奈川県横浜市】 |
年間に訪れる患者数は約2万人という耳鼻科疾患のスペシャリスト。テレビ等のメディア出演・掲載多数。 | |
小川郁 | 日吉メディカルクリニック 【神奈川県横浜市】 |
2021年3月まで慶應大学病院の耳鼻咽喉科教授。耳科学、聴覚医学、頭蓋底外科が専門。著書多数。 |
難聴の治療
老人性難聴(加齢性難聴)ですが、なるべく難聴が進行を阻止することが重要になり、規則正しい睡眠、長時間の大音量を避ける、適度な運動、ビタミンEやビタミンB12の摂取などを心がけることがすすめられます。
但し、両耳で40dBのラインを超える難聴になると補聴器が検討されます。
突発性難聴においては、重症度によって入院が必要な場合がありますがステロイドの投与が一般的です。
突発性難聴の治療では早期治療が最も望ましく、改善する人もいますが軽度~中等度の難聴が残る人もおり、補聴器が必要になることもあります。
重度の難聴が残ってしまった場合、クロス補聴器という聞こえない側の音を聞こえる側の耳に転送してくる補聴器等があります。
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東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
麻生伸 | みみはなのど・あそうクリニック 【富山県富山市】 |
耳鼻咽喉科全般が専門。特に「きこえ」と「めまい」に関する診療を中心に手がける。著書も多数。 | |
原田竜彦 | 国際医療福祉大学熱海病院 【静岡県熱海市】 |
耳鼻咽喉科(聴覚障害)が専門。日本耳鼻咽喉科学会の認定耳鼻咽喉科専門医、日本気管食道科学会の認定気管食道科専門医、他。 | |
寺西正明 | 国立病院機構 名古屋医療センター 【愛知県名古屋市】 |
突発性難聴の疫学・病態等が専門。高齢者の突発性難聴に対応。根本的な原因を探しながら治療を手がける。 | |
増田佐和子 | 国立病院機構 三重病院 【三重県津市】 |
耳鼻いんこう科が専門。日本耳鼻咽喉科学会、日本アレルギー学会の専門医・指導医、他。 | |
佐藤宏昭 | 京都民医連中央病院 【京都府京都市】 |
耳鼻咽喉科科長。難聴の診断・治療に定評がある名医。関連する書籍を多数出版している。日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会の指導医・専門医。 | |
土井勝美 | 大阪中央病院 【大阪府大阪市】 |
元近畿大学病院の主任教授。耳鼻咽喉科専門医。耳科・神経耳科(難聴・めまい・平衡障害)が専門。ガイドライン作成に携わる。 | |
西池季隆 | 大阪労災病院 【大阪府堺市】 |
耳と鼻の内視鏡下手術の名医。耳鼻科・当科の内視鏡下耳科手術は全国でもトップクラスの実績を誇る。 | |
日高浩史 | 関西医科大学附属病院 【大阪府枚方市】 |
耳科手術、難聴、人工内耳、小児耳鼻咽喉科および耳鼻咽喉・頭頸部外科領域の感染症が専門。日本耳鼻咽喉科学会の耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医、他。 | |
阪上雅史 | 兵庫医科大学病院 【兵庫県西宮市】 |
難聴の診断と治療、特に中内耳手術、人工内耳が専門。耳鼻咽喉科専門医・専門研修指導医。 | |
内藤泰 | 神戸市立医療センター中央市民病院 【兵庫県神戸市】 |
慢性中耳炎、中耳真珠腫、人工内耳等の手術に対応。厚生労働省の研究班に複数参加。 | |
北原糺 | 奈良県立医科大学附属病院 【奈良県橿原市】 |
耳鼻咽喉・頭頸部外科教授・めまいセンター長。めまい、耳鳴、難聴を得意としている。 | |
福島邦博 | 早島クリニック耳鼻咽喉科皮膚科 【岡山県都窪郡早島町】 |
難聴、言語障害の研究・治療の名医。難聴の早期診断・療育の重要性を説き、様々な取り組みを展開。 | |
益田慎 | 県立広島病院 【広島県広島市】 |
難聴、言語発達障害、嚥下障害が専門。日本耳鼻咽喉科学会の専門医、日本気管食道科学会の専門医、他。 | |
暁清文 | 鷹の子病院 【愛媛県松山市】 |
聴覚、中耳炎、顔面神経麻痺が専門。突発性難聴の発症メカニズムの研究に尽力する名医。 |
九州・沖縄エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
坂田俊文 | 福岡大学病院 【福岡県福岡市】 |
耳鼻咽喉科全般、頭頚部外科、難聴、耳鳴、神経耳科学、鼻副鼻腔が専門。日本耳鼻咽喉科学会の認定耳鼻咽喉科専門医、他。 | |
高橋晴雄 | 長崎みなとメディカルセンター 【長崎県長崎市】 |
耳鼻咽喉科学・聴覚医学を専門とする。ドイツ耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会の特別会員に表彰される名医。※要所属確認 | |
東野哲也 | 宮崎大学医学部附属病院 【宮崎県宮崎市】 |
耳鼻咽喉・頭頸部外科学の教授。所属学会耳科学、聴覚医学が専門。関連する著書が多数ある。 | |
鈴木幹男 | 琉球大学病院 【沖縄県中頭郡西原町】 |
耳鼻咽喉・頭頸部外科の教授。鼻副鼻腔疾患の低侵襲手術、頭頸部腫瘍、聴力改善手術、メニエール病が専門。 |