てんかん
全国の名医・専門医68名
▶2024年4月更新
てんかんとは、突然に発作を起こして意識を無くしてしまう病気ですが、原因や症状は人によって異なります。国内の患者数は60～100万人位といわれ、身近な病気のひとつなことが分ります。子供から高齢者まで幅広い年齢において発症する可能性のある病気です。てんかん発作は、一部の脳神経細胞が一時的に通常とは異なる電気活動を発することで生じるものですが、一過性で発作が終れば普通の状態に回復します。原因は様々で脳腫瘍や頭部外傷による後遺症などで発症するものを「症候性てんかん」、また原因不明なものを「特発性てんかん」と呼びます。全国のてんかん治療の名医・専門医を紹介します。
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北海道／東北エリア
北海道・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県
| 千葉茂 ● 森山病院 北海道旭川市 |
| 睡眠医学、てんかん学、老年精神医学等が専門。日本てんかん治療研究振興財団研究褒章を受賞。 |
| 三國信啓 ● 札幌医科大学附属病院 北海道札幌市 |
| 脳神経外科全般が専門。日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医・指導医、日本てんかん学会臨床専門医・指導医。 |
| 伊藤ますみ ● 上善神経医院 北海道札幌市 |
| てんかん専門医として長く診療に携わってきたスペシャリスト。日本てんかん学会専門医。日本精神神経学会専門医。 |
| 溝渕雅広 ● 南一条脳内科 北海道札幌市 |
| 臨床神経学、臨床てんかん学が専門。てんかん診療ガイドライン編集に携わる。長期の治療が必要な患者さんを幅広く診療。 |
| 兼子直 ● 湊病院 青森県八戸市 |
| 約40年にわたり、てんかんに取り組む日本のてんかん医療のスペシャリスト。多くの関連書籍を出版している。 |
| 大槻泰介 ● べテール病院 宮城県岩沼市 |
| 小児から成人までの難治性てんかんの外科治療に対応する名医。豊富な治療実績を誇る。 |
| 中里信和 ● 東北大学病院 宮城県仙台市 |
| てんかんの診断・脳研究に尽力するスペシャリスト。多くの関連書籍を出版している。 |
| 神一敬 ● 東北大学病院 宮城県仙台市 |
| てんかん診療の第一線で活躍する専門医。ビデオ脳波モニタリング検査によって、正しい診断・適切な治療に繋げている。 |
| 杉浦嘉泰 ● 国立病院機構 福島病院 福島県須賀川市 |
| 当病院長。臨床神経学、チャネル病、神経生理学が専門。ガイドライン作成に携わる。 |
| 金井数明 ● 福島県立医科大学附属病院 福島県福島市 |
| 脳神経内科の教授。末梢神経疾患、てんかん、脊髄小脳変性症、運動ニューロン疾患等の治療が専門。 |
関東エリア
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
| 川合謙介 ● 自治医科大学附属病院 栃木県下野市 |
| 脳神経外科、てんかんが専門。てんかんのオンライン・セカンドオピニオン外来に対応する。 |
| 白石秀明 ● 獨協医科大学病院 栃木県下都賀郡壬生町 |
| 神経が専門分野。日本てんかん学会（指導医・理事・評議員）、米国てんかん学会に所属。 |
| 小国弘量 ● TMGあさか医療センター 埼玉県朝霞市 |
| 小児てんかん、小児神経が専門。様々な難治性てんかんに対応する。多くの研究業績を誇る。 |
| 山内秀雄 ● 埼玉医科大学病院 埼玉県入間郡毛呂山町 |
| てんかん、脳性麻痺、筋疾患、中枢神経変性代謝疾患などが専門。日本小児科学会専門医。てんかん専門医、指導医。 |
| 渡辺さつき ● 埼玉医科大学病院 埼玉県入間郡毛呂山町 |
| てんかん学 神経生理学（脳波）が専門。日本てんかん学会専門医。アメリカてんかん学会。 |
| 倉持泉 ● 埼玉医科大学総合医療センター 埼玉県川越市 |
| 精神医学全般、老年精神医学、てんかんが専門。日本てんかん学会専門医、評議員。 |
| 浜野晋一郎 ● 埼玉県立小児医療センター 埼玉県さいたま市 |
| 小児神経が専門分野。日本小児科専門医、日本小児神経専門医、日本てんかん専門医。関連の著書を出版している。 |
| 岩佐博人 ● 千葉県循環器病センター 千葉県市原市 |
| 精神科全般、てんかん診療が専門。てんかん診療のガイドライン製作にも携わる。てんかん診療医師向けの書籍を出版。 |
| 金村英秋 ● 東邦大学医療センター佐倉病院 千葉県佐倉市 |
| 小児神経、てんかん、神経発達症、小児科全般が専門。日本てんかん学会てんかん専門医、指導医。お子さん、保護者の方のQOL向上を心掛けた診療に取り組む。 |
| 赤松直樹 ● 国際医療福祉大学成田病院 千葉県成田市 |
| 神経内科、てんかん、脳波が専門。てんかんについて専門的な診断・治療を提供。 |
| 久保田有一 ● 東京女子医科大学附属足立医療センター 東京都足立区 |
| 脳神経外科、てんかんが専門。日本てんかん学会専門医。関連の著書を出版している。 |
| 渡辺英寿 ● 複十字病院 東京都清瀬市 |
| 脳神経外科の客員教授。脳疾患治療の第一人者というだけでなく、光トポグラフィーの開発など研究に積極的な名医。 |
| 大沼悌一 ● むさしの国分寺クリニック 東京都国分寺市 |
| 長年にわたり、てんかんの専門的治療を中心に取り組んできたスペシャリスト。瑞宝中綬章の授与、研究功労賞金賞を受賞している。 |
| 岩崎真樹 ● 国立精神・神経医療研究センター 東京都小平市 |
| てんかん、臨床神経生理、正常圧水頭症が専門。日本てんかん学会認定てんかん専門医、理事、評議員。 |
| 加藤光広 ● 昭和大学病院 東京都品川区 |
| 小児科、小児神経、てんかん、遺伝が専門。日本小児科学会専門医、指導医。小児神経専門医。てんかん専門医、指導医。 |
| 渡辺雅子 ● 新宿神経クリニック 東京都新宿区 |
| 長年にわたり、てんかん治療に尽力。薬剤治療のみでなく、生活改善を主体とした治療やアドバイスをしている。「試してガッテン」などメディアにも出演。 |
| 須貝研司 ● 東京医科大学病院 東京都新宿区 |
| 主に難治性てんかんやけいれん重積の治療、重症心身障害医療、神経難病などが専門。てんかん診療医師向けの書籍を出版。 |
| 清水弘之 ● 清水クリニック 東京都杉並区 |
| てんかん治療をはじめ、心療内科、漢方内科、神経科が専門分野。多くのてんかんに関連した書籍を出版している。 |
| 榊原洋一 ● さくら小児科・内科クリニック 東京都世田谷区 |
| 発達障害、脳性まひ・てんかんなどの神経疾患が専門。ワシントン大学小児神経研究部所属。多数の著書がある。 |
| 三山佐保子 ● 東京都立小児総合医療センター 東京都府中市 |
| 小児神経学が専門分野。日本小児神経学会専門医、日本てんかん学会専門医・指導医。 |
| 菅野秀宣 ● 順天堂大学医学部附属順天堂医院 東京都文京区 |
| てんかんセンターを担当。脳神経外科一般・てんかん外科が専門。日本てんかん学会指導医。 |
| 前原健寿 ● 東京医科歯科大学病院 東京都文京区 |
| 脳腫瘍、てんかん外科、小児脳神経外科が専門。難治性てんかんの外科治療、もやもや病の治療、悪性脳腫瘍の治療・研究など多くの先端治療を手がける。 |
| 國井尚人 ● 東京大学医学部附属病院 東京都文京区 |
| てんかん外科、脳機能マッピング、脳血管障害が専門。日本脳神経外科学会の専門医、日本てんかん学会の専門医。 |
| 日暮憲道 ● 東京慈恵会医科大学附属病院 東京都港区 |
| 長年にわたり大学病院で小児科、小児神経科、てんかんの専門診療のほか、基礎研究、国内外での学術活動に従事してきた名医。日本てんかん学会 専門医、指導医、幹事、評議員、各種委員。 |
| 森野道晴 ● 森野クリニック 東京都港区 |
| 専門分野は脳神経外科、特にてんかん外科治療を得意としている。てんかん手術数は1200例超えるエキスパート。 |
| 山本仁 ● 聖マリアンナ医科大学病院 神奈川県川崎市 |
| 小児神経筋疾患、てんかんが専門。これまで多くの難治てんかんの患者さんを診療してきた名医。 |
| 太組一朗 ● 聖マリアンナ医科大学病院 神奈川県川崎市 |
| 難治てんかんと不随意運動の外科治療等が専門。薬物治療、外科治療など患者さん一人一人に合わせた治療を提供。 |
| 寺田清人 ● てんかんと発達の横浜みのる神経クリニック 神奈川県横浜市 |
| 国内外において30年間てんかん専門施設で診療を行ってきたエキスパート。ご家族の方々に寄り添った医療を提供できるように努力する。 |
てんかんの治療
てんかんを疑う発作が起きた場合、病院の何科を受診したらいいのか迷う方も少なくありません。神経学・精神神経学になりますので、小児科、神経科、脳神経科、精神科など病院によって異なりますので確認しましょう。てんかんと診断されるまでには脳波・MRI等の検査を行い、他に原因がないかを詳細に確認した上で診断されます。てんかんと診断された場合、長期的な治療計画を立てることになります。てんかん治療の基本は、薬物投与（抗てんかん薬）によるもので長期間の服薬を必要とするケースが多くなります薬物療法で効果がない難治性てんかんにおいては、手術が検討されて中には完治する場合があります。抗てんかん薬は、自己判断で薬の服用を中断したりしないことが発作予防をする上で重要です。
中部エリア
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県
| 亀山茂樹 ● 新潟聖籠病院 新潟県北蒲原郡聖籠町 |
| てんかんやパーキンソン病、ふるえやけいれんなどの不随意運動症が専門。定位温熱凝固術を開発の他、数々の著書でも有名。 |
| 廣瀬源二郎 ● 浅ノ川総合病院 石川県金沢市 |
| てんかんセンター長。脳血管障害、てんかん治療、パーキンソン病を専門に治療。地域密着型高度医療を目指し、地域貢献に尽力。 |
| 今井克美 ● 国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 静岡県静岡市 |
| ドラベ症候群、ウエスト症候群、CDKL5 関連てんかんなどが専門。日本てんかん学会専門医、指導医。 |
| 井上有史 ● 国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 静岡県静岡市 |
| 乳児期から高齢期まで、あらゆる種類のてんかんに対応する名医。木村太郎記念賞を受賞。 |
| 髙橋幸利 ● 国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 静岡県静岡市 |
| 脳炎後てんかん、免疫介在性脳炎、ラスムッセン症候群、ウエスト症候群が専門。特に小児神経科、小児転換治療に注力。啓蒙活動や書籍も活動的。 |
| 臼井直敬 ● 国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター 静岡県静岡市 |
| 治療実績が豊富なてんかんの名医。稀少てんかんに関する調査研究班の一人。 |
| 山本貴道 ● 総合病院聖隷浜松病院 静岡県浜松市 |
| てんかん外科、小児脳神経外科の専門医。ニューヨーク大学医療センター 脳神経外科、ニューヨーク大学てんかんセンターの勤務経験を持つドクター。 |
| 兼本浩祐 ● 愛知医科大学病院 愛知県長久手市 |
| 日本の臨床てんかん学の第一人者。国内外で活躍するてんかんのエキスパート。 |
| 奥村彰久 ● 愛知医科大学病院 愛知県長久手市 |
| 小児神経が専門。日本てんかん学会専門医。関連の著書を出版している。 |
| 夏目淳 ● 名古屋大学医学部附属病院 愛知県名古屋市 |
| 神経が専門分野。日本小児科学会 専門医、指導医。日本てんかん学会 専門医、指導医。アメリカてんかん学会。 |
近畿エリア
三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
| 川崎淳 ● 川崎医院 京都府京都市 |
| てんかん専門医として30年以上の実績を持つ名医。日本てんかん学会専門医、指導医、評議員。関連の著書を出版している。 |
| 池田昭夫 ● 京都大学医学部附属病院 京都府京都市 |
| 臨床てんかん学、運動異常症、臨床神経生理学が専門。40年以上のキャリアを持つてんかんのスペシャリスト。関連した書籍を出版している。 |
| 木下真幸子 ● 医仁会武田総合病院 京都府京都市 |
| 長年にわたり、てんかんや脳波分野の研究を続け、てんかん治療に貢献。年間600人以上のてんかん患者が診療に訪れている。 |
| 宇田武弘 ● 大阪公立大学医学部附属病院 大阪府大阪市 |
| 機能外科（てんかん、パーキンソン、不随意運動）、脳腫瘍、脳神経外全般が専門分野。The Hospital for Sick Children（トロント、カナダ）にて研修・研究経験を持つドクター。 |
| 池田仁 ● 大阪南森町いけだクリニック 大阪府大阪市 |
| 思春期から成人、高齢者のてんかん患者さんを中心に診療を行う専門医。日本てんかん学会の専門医、指導医、評議員。 |
| 加藤天美 ● 関西メディカル病院 大阪府豊中市 |
| 脳腫瘍外科、難治性てんかん手術、不随意運動手術等が専門。厚生労働省のてんかんに関する研究班に参加。 |
| 貴島晴彦 ● 大阪大学医学部附属病院 大阪府吹田市 |
| てんかんセンター長。脳腫瘍、パーキンソン病、てんかんの外科治療に従事。日本てんかん学会専門医・指導医。 |
| 下野九理子 ● 大阪大学医学部附属病院 大阪府吹田市 |
| 小児神経、臨床てんかん学、発達障害、認知脳科学（脳磁図・神経画像）が専門。日本てんかん学会専門医、指導医、理事。 |
| 松本理器 ● 神戸大学医学部附属病院 兵庫県神戸市 |
| 臨床神経学、てんかん学、運動異常症、臨床神経生理学が専門。日本てんかん学会専門医・指導医。安全な高度医療の提供を目指す。 |
| 中瀬裕之 ● 平成記念病院 奈良県橿原市 |
| 脳血管障害、脊髄脊椎、てんかん、脳腫瘍を専門としている。日本脳神経外科学会専門医。 |
中国／四国エリア
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県
| 前垣義弘 ● 鳥取大学医学部附属病院 鳥取県米子市 |
| 小児神経疾患全般、てんかんと急性脳症が専門分野。日本小児科学会専門医・指導医（代議員）。 |
| 岡西徹 ● 鳥取大学医学部附属病院 鳥取県米子市 |
| 小児神経疾患、小児のてんかん、結節性硬化症が専門。日本てんかん学会専門医、評議員。アメリカてんかん学会会員。 |
| 吉永治美 ● 国立病院機構 南岡山医療センター 岡山県都窪郡早島町 |
| 小児てんかん、重症心身障害、脳波分析が専門。てんかん研究賞など数々の賞を受賞。 |
| 飯田幸治 ● 広島大学病院 広島県広島市 |
| てんかんセンター長。てんかん外科、脳腫瘍が専門。「名医のいる病院2021」で紹介された。 |
九州／沖縄エリア
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
| 森岡隆人 ● 蜂須賀病院 福岡県宗像市 |
| 脳神経外科、てんかんの専門医。米国フロリダ大学脳神経外科研究員の経験を持つ。 |
| 重藤寛史 ● 福岡山王病院 福岡県福岡市 |
| 神経内科、脳波、てんかんが専門。元国際医療福祉大学教授。日本てんかん学会認定てんかん専門医。 |
| 馬場啓至 ● 西諫早病院 長崎県諫早市 |
| てんかんの外科治療に対応する名医。特に小児の手術例を多く手がける。 |
| 本田涼子 ● 国立病院機構 長崎医療センター 長崎県大村市 |
| 小児神経、てんかんが専門。日本小児科学会専門医。日本小児神経学会専門医。日本てんかん学会専門医。 |
| 花谷亮典 ● 鹿児島大学病院 鹿児島県鹿児島市 |
| てんかん、脳腫瘍、機能的疾患（顔面けいれん、三叉神経痛、パーキンソン病など）を専門としているドクター。日本てんかん学会の専門医・指導医資格を保有する。 |