過敏性腸症候群
（IBS）
全国の名医・専門医19名
▶2024年4月更新
過敏性腸症候群（IBS）は、下痢や便秘等の便通異常、腹痛や腹部の不快感という症状があるのにも関わらず検査をしても気質的な問題が見つからない状態を指します。原因不明とされ、主にストレスや脳の異常等が原因の一つではないかと考えられています。国内の患者数は800万人以上いるといわれていますが、医療機関を受診する人が少ないのが現状です。今後国内において増加が予想されている疾患の1つで、症状によってはQOL（生活の質）の低下によって社会的損失が大きいこともあります。主に「排便で症状が軽快する」「排便回数の変化が伴う」「便性状の変化が伴う」この項目のうち2つ以上を満たせば過敏性腸症候群であると診断されます。全国の過敏性腸症候群治療の名医・専門医を紹介します。
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北海道／東北エリア
北海道・青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県
| 佐藤研 ● 弘前大学医学部附属病院 青森県弘前市 |
| 心療内科、消化器内科が専門分野。教授を務め保健管理センターを担当。 |
| 本郷道夫 ● 塩竈市立病院 宮城県塩竈市 |
| 消化器内科、心療内科が専門。東北大学病院心療内科の教授を歴任。数多くの医学書院を出版している。 |
| 田中由佳里 ● 仙台厚生病院 宮城県仙台市 |
| 消化管疾患・過敏性腸症候群など機能性消化管疾患が専門。患者さんとのコミュニケーションを大切にしている。 |
| 福土審 ● 東北大学病院 宮城県仙台市 |
| 心療内科長。国内外の患者が訪れる心療内科医のスペシャリスト。特に過敏性腸症候群を専門としている。 |
| 遠藤由香 ● 広瀬病院 宮城県仙台市 |
| 心療内科が専門。身体・心・環境の面から患者様に寄り添うドクター。機能性消化管疾患診療ガイドライン過敏性腸症候群の委員。 |
関東エリア
茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県
| 江田証 ● 江田クリニック 栃木県栃木市 |
| 専門外来として消化器科全般を幅広く対応。「主治医が見つかる診療所」等のメディア出演の他、著書も多数ある。 |
| 大林正博 ● 心と体のクリニック 埼玉県さいたま市 |
| 心療内科、過敏性腸症候群などが専門。日本心身医学会の専門医。「過敏性腸症候群の治り方」（2021年 ブイツーリユーション）等、多くの関連著書がある。 |
| 加藤直哉 ● こもれびの診療所 東京都荒川区 |
| 内科が専門。日本東洋医学会漢方専門医、日本小児科学会専門医、他。米国催眠士協会認定セラピスト取得。 |
| 伊藤克人 ● 東急病院 東京都大田区 |
| 心身医学、産業医学、森田療法が専門。こころの悩みに関する医学書院を出版している。 |
| 松枝啓 ● さくらライフ錦糸クリニック 東京都墨田区 |
| 内科・心療内科・精神科を専門としている。週刊文春の「本当の日本の名医50人」に選ばれた名医。 |
| 鳥居明 ● 鳥居内科クリニック 東京都世田谷区 |
| 大学病院で勤務した25年のキャリアを活かした医療を提供。過敏性腸症候群に対して豊富な治療経験を持つ。 |
| 大和滋 ● 大和内科・消化器内科クリニック 東京都世田谷区 |
| 総合内科医として地域に密着した医療を提供。最新の医療機器による検査・治療を行っている。 |
| 天野雄一 ● 川崎幸クリニック 神奈川県川崎市 |
| 心身症、過敏性症候群、偏頭痛、うつ病（軽症）、適応障害、パニック障害が専門。多数の論文を学会で発表している。 |
| 水上健 ● 国立病院機構 久里浜医療センター 神奈川県横須賀市 |
| 便秘、過敏性腸症候群、機能性腹部膨満など便通障害が専門。痛みの少ない大腸鏡挿入法「浸水法」を手がける。 |
| 稲森正彦 ● 横浜市立大学附属病院 神奈川県横浜市 |
| 胸やけ・腹痛外来を担当。機能性胃腸症(FD)や過敏性腸症候群(IBS)に対応する機能消化管内科学の第一人者。 |
過敏性腸症候群の治療
過敏性腸症候群（IBS）の治療では、病気のことを正しく理解するが大切になります。原因がはっきりしている場合にはその原因を取り除いた生活をすることです。例えば、偏った食生活を送っている方には、規則正しい食生活を見直す指導がされます。症状が改善されない場合には薬物療法が適応される場合があります。下痢型の患者には消化器運動を抑制する薬剤、便秘型には消化器運動を促進する薬剤の処方が検討されます。薬剤による効果が得られない場合、精神科の受診や安定剤・抗不安薬が検討されるケースがあります。
中部エリア
新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県
| 金子宏 ● 星ヶ丘マタニティ病院 愛知県名古屋市 |
| 内科、心療内科、消化器内科、心身症が専門。過敏性腸症候群診療ガイドライン作成の副委員長を務める。 |
| 神谷武 ● 名古屋市立大学病院 愛知県名古屋市 |
| 臨床研究開発支援センター長。消化管疾患を専門とし、特に胃食道逆流症、機能性消化管障害（FD、IBS）の診療を得意としている。 |
近畿エリア
三重県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県
| 中井吉英 ● 西京都病院 京都府京都市 |
| 名誉院長・心療内科部長。関西医科大学心療内科学教授を歴任。関連する書籍を多数出版。 |
| 福永幹彦 ● 西京都病院 京都府京都市 |
| 消化器心身症、慢性疼痛等が専門。身体とこころの関係を診る専門家。 |
中国／四国エリア
鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県・高知県
九州／沖縄エリア
福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県
| 秋穂裕唯 ● 北九州市立医療センター 福岡県北九州市 |
| 消化器内科が専門分野。過敏性腸症候群（IBS）委員会・作成委員会委員に従事。 |