皮膚がんで最も多いのが基底細胞がんとなり、局所に発生するものが多く転移することは稀です。
発生場所ですが、鼻周囲、耳周囲、まぶたなど毛穴が集中している箇所に多く、手の甲などにできることは稀です。
悪性黒色腫(メラノーマ)は極めて悪性度の高いがんとなり、国内では10万人に1~2人といわれ、約4000人前後の患者がいるといわれています。
同じく悪性度が高く命に関わるがんが有棘細胞がんです。
特別な場合を除いて40歳以上の顔面・手の甲などの日光露出部や火傷の後、外傷の傷痕や皮疹に続発して発生することが多いがんとされています。
通常は転移することは少なく単発で生じることが多いのですが、放置するとリンパへの転移など血行性転移する場合があります。
皮膚がんの主な原因として、家族要因(遺伝)や紫外線、小さい頃に火傷跡等が関係しているといわれています。
全国の皮膚がん治療の名医・専門医を紹介します。
スポンサーリンク
北海道・東北エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
宇原久 | 札幌医科大学附属病院 【北海道札幌市】 |
皮膚科の教授。皮膚科学全般・皮膚腫瘍を専門分野とする。多くの関連書籍を出版している。 | |
岩月啓氏 | 福島労災病院 【福島県いわき市】 |
皮膚科疾患の名医。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。数多くの関連書籍を出版。 |
スポンサーリンク
関東・甲信越エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
土田哲也 | 埼玉医科大学病院 【埼玉県入間郡】 |
膠原病・皮膚腫瘍・皮膚アレルギー性疾患が専門。医学書院の出版をはじめ、講演活動など幅広く活躍。 | |
中村泰大 | 埼玉医科大学国際医療センター 【埼玉県日高市】 |
診療部長・教授。皮膚腫瘍・皮膚外科・がん薬物療法が専門。皮膚悪性腫瘍指導専門医。 | |
山本明史 | 埼玉医科大学国際医療センター 【埼玉県日高市】 |
客員教授。皮膚腫瘍学、メラノーマ、インターフェロンが専門。皮膚悪性腫瘍指導専門医。 | |
坪井良治 | 西新宿サテライトクリニック 【東京都新宿区】 |
脱毛症、真菌症、皮膚腫瘍が専門。豊富な経験と実績を持つ名医。 | |
上出良一 | ひふのクリニック人形町 【東京都中央区】 |
大学病院で40年間務めてきた豊富な治療実績を持つ。皮膚がんの外科手術、アトピー性皮膚炎等が専門。 | |
石原和之 | かちどき皮膚科クリニック 石原記念診療所 【東京都中央区】 |
皮膚疾患全般が専門領域。紫外線やホクロとガンの関係などを研究する名医。関連する書籍を出版している。 | |
山崎直也 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
皮膚腫瘍科長、希少がんセンターを併任。皮膚腫瘍科では全ての皮膚悪性腫瘍に対応している。 | |
並川健二郎 | 国立がん研究センター中央病院 【東京都中央区】 |
皮膚腫瘍科医長。皮膚腫瘍の中でも固形がんに対する診断・治療を担当している。 | |
梅林芳弘 | 東京医科大学八王子医療センター 【東京都八王子市】 |
悪性黒色腫・有棘細胞癌から一般的な皮膚疾患まで診断・治療を行う。皮膚科診療に関する執筆等が多数ある名医。 | |
吉野公二 | がん・感染症センター東京都立駒込病院 【東京都文京区】 |
皮膚腫瘍科の部長。皮膚がんを中心に診療し、薬物療法・放射線療法・緩和医療と幅広く対応。 | |
大原國章 | 赤坂虎の門クリニック 【東京都港区】 |
皮膚癌、あざ、血管腫、瘢痕、潰瘍など外科的な治療が専門。東大病院、虎の門病院において勤務経験を持つ。 | |
門野岳史 | 聖マリアンナ医科大学病院 【神奈川県川崎市】 |
メラノーマなど皮膚がんが専門。豊富な臨床経験と皮膚免疫に関する研究業績を誇る皮膚がん治療のスペシャリスト。 | |
安齋眞一 | 日本医科大学武蔵小杉病院 【神奈川県川崎市】 |
一般的な皮膚疾患をはじめ、膠原病や悪性腫瘍まで幅広く対応。日本皮膚科学会専門医。 | |
一山伸一 | いちやま皮膚科 【神奈川県横浜市】 |
元横須賀共済病院皮膚科の部長。アトピー性皮膚炎をはじめ、皮膚疾患全般に対応できる名医。 | |
竹之内辰也 | 新潟県立がんセンター新潟病院 【新潟県新潟市】 |
皮膚腫瘍、皮膚外科が専門。抗がん剤治療での皮膚障害などの緩和研究にも力を入れている名医。 | |
古賀弘志 | 信州大学医学部附属病院 【長野県松本市】 |
皮膚悪性腫瘍・ダーモスコピー・臨床疫学が専門分野。日本皮膚悪性腫瘍学会の評議員。 |
皮膚がんの治療
皮膚がんの治療では、できるだけ早期の段階で患部を広範囲に切除することが望ましいとされています。
進行した大きいがんの場合、手術前に放射線療法や化学療法(抗がん剤)で、がんを小さくしてから切除する場合があります。
手術後、抗がん剤による化学療法が検討されます。
皮膚がんは発生場所や進行状況、がんの種類によりますが早期に適切な治療が受けることで命に直結することは比較的少ないことがいえます。
スポンサーリンク
東海・関西・中部・北陸・四国エリア
医師名 | 病院・クリニック名【都道府県】 |
八田尚人 | 富山県立中央病院 【富山県富山市】 |
皮膚がん・皮膚外科・遺伝性疾患が専門。皮膚悪性腫瘍指導専門医、遺伝性腫瘍指導医。 | |
西村陽一 | にしむら皮フ科クリニック 【福井県福井市】 |
当クリニックの院長。長年皮膚科学に携わり、豊富な知識と技術を持つ皮膚がん治療のエキスパート。 | |
北島康雄 | 木沢記念病院 【岐阜県美濃加茂市】 |
皮膚病研究の分野に細胞生物学の概念を取り入れたパイオニア。皮膚科学会に大きく貢献している名医。 | |
神谷秀喜 | 木沢記念病院 【岐阜県美濃加茂市】 |
皮膚科・皮膚がんセンターの部長。皮膚悪性腫瘍ガイドラインの作成委員の一人。 | |
戸倉新樹 | 中東遠総合医療センター 【静岡県掛川市】 |
40年にわたり皮膚免疫・アレルギー疾患を中心に診療。丁寧な問診から患者からの信頼が厚い名医。 | |
堤田新 | 静岡県立静岡がんセンター 【静岡県駿東郡長泉町】 |
皮膚腫瘍科・皮膚科の医長。日本形成外科学会臨床研究部門学術奨励賞を受賞。皮膚悪性腫瘍診療ガイドラインに携わる。 | |
清原祥夫 | 静岡県立静岡がんセンター 【静岡県駿東郡長泉町】 |
皮膚悪性腫瘍・皮膚外科・超音波診断が専門分野。関連書籍を出版している。 | |
渡辺正一 | わたなべ皮ふクリニック 【愛知県名古屋市】 |
皮膚がんをはじめとした皮膚腫瘍の診断・治療が専門。一般皮膚科、美容皮膚科まで幅広く対応。 | |
清原隆宏 | 関西医科大学総合医療センター 【大阪府守口市】 |
皮膚科の部長・教授。皮膚がん・メラノーマ・乳房外パジェット病・ダーモスコピーなど幅広く対応。 | |
錦織千佳子 | 神戸大学医学部附属病院 【兵庫県神戸市】 |
皮膚科の教授。皮膚疾患全般が専門領域。多くの関連書籍を出版している。※要所属確認 | |
村田洋三 | 神戸市立医療センター中央市民病院 【兵庫県神戸市】 |
皮膚腫瘍のスペシャリスト。「Dr. 村田のClinico-pathological notes」という論文で有名。 | |
山本有紀 | 和歌山県立医科大学附属病院 【和歌山県和歌山市】 |
皮膚外科・美容皮膚科・皮膚腫瘍が専門。ケミカルピーリングのエキスパートとしても知られている。 | |
山元修 | 鳥取大学医学部附属病院 【鳥取県米子市】 |
皮膚科の教授。皮膚腫瘍に対する診断・治療が専門。メラノーマなど悪性度の高い疾患にも対応している名医。 | |
山﨑修 | 島根大学医学部附属病院 【島根県出雲市】 |
皮膚細菌感染症・皮膚悪性腫瘍が専門。メラノーマセンター長を務める。 | |
中西秀樹 | HITO病院 【愛媛県四国中央市】 |
形成外科・美容外科の部長。マイクロサージャリ―による組織移植、微小循環、皮膚悪性腫瘍外科等が専門。 |